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あしたのジョー

あしたのジョーの表紙 作者:ちば てつや
出版社:講談社
連載誌:週刊少年マガジン
Wikipediaによる解説:あしたのジョー(Wikipedia)

レビュー

1960年代後半から70年代前半にかけて連載された大ヒットボクシング漫画です。もう引退した元プロボクサーや現在も現役のプロボクサーまで、多くのボクサーに影響を与えました。21世紀になった現在でもその人気は衰えることなく、2011年には山下智久さん主演で実写化の映画も公開されてました。

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みんなの口コミ・評判(全9件・ネタバレ有り)

●1●あしたのジョーは昭和という時代を凄く感じます。ジョーはどこかしら不思議な人物です。ああいった人物は現実にはいないように思います。主人公でありながらあまり本人のことは分かりません。

ただただボクシングにささげた人生というのは本人も納得するものなのでは思います。最後真っ白になったという表現がそれを物語っていると思います。

●2●今ではあしたのジョーの最終回のあのシーンは誰もが知っている、真白に燃え尽きたジョーがリングの上で静かに微笑みながら座っている絵です。

でも当時リアルタイムで最終回のマガジンを買って、家に帰るまで待ちきれずにその場で1ページ1ページ大切に読み、そして最後のページこれでどう終るんだろうと、期待と不安の中静かにページをめくったその時、目の中に飛び来んで来たのが真っ白に微笑んだジョーの姿!

衝撃でした!何だこれは!鳥肌どころの騒ぎでは有りませんでした。それから何度も何度もページをめくりその感動にひたりました。ジョーは死んだのか眠っているのか、それは読んだ人それぞれが感じる事です。本当にこれ以上のラストシーンはないでしょう。

●3●小さい子供が、主人公のまわりをうろちょろ出てくるのは、好きではないのだけれど、あしたのジョーに出てくる泪橋の子供たちは全然邪魔に思えません。むしろジョーの育ってきた環境を際立たせていて、いい味出してると思います。

●4●アニメにもなっていますが、漫画の方が好きです。アニメも嫌いではないですが、白黒の紙面から伝わってくるものが、たくさんあると思います。

ジョーが片手で耕具を振りおろしている場面や、水郷の蛇口が薬で巻かれている場面などです。そしてなにより、ラストシーンのリングの上で目を閉じている場面です。「灰になった!」が、ぐっ、と伝わってきました。

●5●あしたのジョー、と言えば思い出されるのは、ジョーが真っ白に燃え尽き、リングのコーナーに座り込む場面でしょう。ホセ・メンドーサとの死闘には負け、真っ白に燃え尽きたジョーのその後は、読者にゆだねられています。

ジョーは生きているのか死んでいるのか、それは誰にもわかりません。けれど、そのラストが描かれてからすでに約40年。あしたのジョーは、実写映画化され、まだまだその衰えを知りません。

●6●あしたのジョーはまさに青春のバイブルです。ひとりの不良青年が、世界ランクをめざしてかけのぼっていく、単純なサクセスストーリーではなく、挫折や届かない夢にぶつかるなど人生がつまっています。

結局最後は、燃え尽きたという有名なシーンで終わりますが、人は誰もが、心ざしなかばで倒れるということだと思います。

●7●ジョーとライバル達との戦いはまさに手に汗握るものばかりでした。中でも印象深いのは何と言っても最初のライバル力石徹。彼の存在がなければ、ジョーがあそこまで成長をとげることはなかったと思いました。

過酷な減量、それこそ水を一口飲むことさえ我慢しなければならないなんて一般人では想像も出来ないよな精神力だと言えます。ただでさえ減量は辛いのに、ジョーと戦うためにベストより下の階級に身を置いて戦いに身を投じて、戦いの後命を散らせました。

スポーツ漫画ですが、人間ドラマがあり、長く人々から愛される作品だと実感し、結末に涙するほど感動しました。

●8●誰もが知っているあしたのジョーの名シーンをあげるとキリが有りませんが、マニアックな人達の中でよく出て来るシーンが、マンモス西が減量に耐えきれず、屋台のうどんを食べている所をジョーにみつかり、ボディーに一発食らい崩れさり、この後ボクシングを諦めるというシーンです。

でも誰も西を嫌いになる人はいなく、いいんだ西もうボクシングを止めてもと心の中で叫んでしまうのです。厳しいボクシングの世界を描いた最高のシーンだと思います。

●9●連載の最初の頃はまだ小学生でリアルタイムでは読んでいなく、力石徹との対戦になる前くらいからリアルタイムで読んでいたと思います。とにかく毎週が楽しみで、特に力石との対戦の時に力石の減量の壮絶さ、読んでいるこちらも喉がカラカラになったものです。

そして壮絶な戦いの後の静けさの中の力石の死、本当に涙しました。それでもジョーは苦しもがきながら戦い続ける、今の漫画には無い時代を反映した哲学を持った漫画でした。

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各漫画の紹介ページに次の情報を加えました。「作者名・出版社名・連載誌名・ウィキペディアによる解説ページ」以上の4項目です。また、口コミの数も大幅に増加しています。(2013年2月24日更新)

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